DPS484 PSP 「戦場のヴァルキュリア3」 [セガ]

　2ページ。体験版配信記念と題してプロデューサーインタビューあり。

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　◆インタビュー
　プロデューサーの本山真二氏へインタビュー。

・前作と比較すると一人プレイに特化したというのが大きい
・前作は通信プレイも遊べたが、ゲームサイクルから不向きな点もあったかと思い
・ユーザーさんからの物語を楽しみたいという声も多く、今回は一人プレイのやりごたえを重視した

・シナリオのシリアスさは今回担当するに当たって意識した部分ではある
・学生たちが戦場に出る状況のコントラストを描くというのもありだとは思うが
・全体としてはこの世界の戦争や戦場のドラマを提示する必要があるのではないかと思った

・年代を2から戻したのは、一つの戦役を別の視点から見た物も書いてみたかったのが一番大きな理由
・1は義勇軍が戦局をひっくり返していく物語だったが、他に戦っていた人もいて、そういう違った側面を描く事で全容を深く描写出来るのではないかと思った

・1と同じ戦場となるナジアル会戦のような物は用意しているが、基本は今回の話
・3だけで物語の起承転結は構成されているが、1を別の視点から見るだけでなく2に繋がるエピソードも用意している

・ヒロインのルートがあるのは、今回の主人公とヒロインたちはそれぞれにガリア人、ダルクス人、ヴァルキュリア人として背負っている物があり、それが物語の軸になっているので、彼らがどのような関係になるのかを見せるにはルートを分けた方が良いだろうと
・ただ恋愛AVGとかではないので、部隊の隊員を攻略していくとかそういう事はない

・隊員ごとのイベントは当然ある。なぜネームレス部隊に入る事になるかといった物
・暗い物ばかりというのがこのシリーズという訳でもないので、日常的な物も描いている

・帝国側のダルクス人部隊というのは本来存在し得ないが、なぜ存在しているかについては物語で語られる
・ポテンシャルの「ダルクスの絆」は敵に対しても発動する

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　●システムについて
・出撃ユニットを増やしたのは、考える面白さ、ユニットの配置や戦線を押し上げるSLG、BLiTZらしい遊びをするのに大事なポイントではないかと考えていたから
・分割マップなのは2と同じだが、縦長や特殊な形、色々な仕掛けがあるといったより頭を使ってバトルをするシチュエーションになるよう調整した

・難易度調整については完全に割り切った作りで、ノーマルはやりごたえ重視派に、イージーはとにかくお話を見たい人向けにと極端に変える予定

・クルトの特殊能力でも似たような事が出来るが、装甲車での輸送は万能作戦では無くなっている
・とにかくそれだけで勝てる、というような部分は調整した
・兵種の特徴についてももう一手間かけて際立たせたいと思っている

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　●成長システムについて
・従来は兵種ごとにレベルアップしていたが、今回は全員に対してパラメーターが上がっていく形になった
・射撃を上げれば全員の射撃が上がるといったような物で、レベル表記は無くなっている

・キャラの個性については、各兵種の熟練度に集約されている。ある兵種を続けていると上級職になれるというような
・今回は武器を持ち帰ると誰でも兵種を変える事が出来るようになった
・兵種が辛いのでキャラを使わない、という事を無くしたかったので
・キャラごとに得意な兵種はあり、その方が威力を発揮するようにはなっているが

・苦手な兵種もポテンシャルを組み合わせれば戦える物になるし、複数の兵種のポテンシャルを組み合わせて覚えるハイポテンシャルもある
・ハイポテンシャルはどうすれば取れるかは最初から分かるので、計画的に覚えていく事も可能になっている

・今回はストーリーやシステムなど全面に大幅に手を加えた物で、完全新作として恥ずかしくない出来になっていると思う
・バトルを楽しみにしている人やストーリーを楽しみにしている人、両方に満足して貰える物になっているので楽しみにしていてほしい

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　◆はみ出し情報

・体験版は全体の流れを短時間で見せる為のオリジナルの物で、会話なども尺が短くなっている
・その為隊長がやたらと切れ者に見えるが、本編ではそこまででもない

・仲間はバトルパートで戦死する事は無いが、ストーリー上で戦死するキャラはいる模様
・死んでも意味がないという事はない
　という事なので、別ゲームからのゲストキャラがモブ扱いで突然死してフォローなしというような事は無いらしい。

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