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2010年9月8日水曜日

F1136 カプコン×CC2コラボインタビュー

 カプコンとサイバーコネクトツーの二社によるコラボ、って販売元カプコン、開発サイバーコネクトツーというならそれはパブリッシングなんじゃないかとは思いますが、ともあれインタビューが掲載されています。


 ◆インタビュー
 カプコン戦略執行部プロデュース室、副室長 プロデューサーの土屋和弘氏、
 サイバーコネクトツー代表取締役社長の松山洋氏、
 サイバーコネクトツーディレクターの下田星児氏へのインタビュー。

●どのような経緯か
土:もともとカプコンはCC2にある種憧れに近い感情があり、うちがやるべきゲームを作っているという印象があって悔しさも入っていたwそれをTGS2008のナルティメットストームを見て開発陣が悔しがったのを見て意識するようになり、組んでみたいという話になっていった。特に竹内が熱心でしたw
松:私の中での明確な切っ掛けはファミ通の記事で、竹内さんがナルティメットストームの事を褒めてくれていた。その中にいつか仕事をしてみたいというような事が書いてあってw竹内さんとは面識があったがなんで急にそんな事を言い出したのか不思議だったw
土:そこからカプコンのCC2詣でが始まり、九州でイベントがある度に偶然を装って入れ替わり立ち替わり訪れていた。辻本とか小林とか。具体的なお題も無しにアプローチするのは初めてだったので鮮明に覚えている。
松:08年後半から09年にかけてはお互いを知る為の時間を重ねていたが、気付かされたのは知れば知るほどよく似ているという事で、物作りに一生懸命で共通の感覚を持っているのが実感出来たので、徐々にその気になっていった。
●具体的な進展があった時期は
松:09年の春頃です。その前にバンナムの鵜ノ澤さんと話した。バンナムと資本関係はなく、機会があればよそともやりたいと言ってはいたが、15年の付き合いがあるので。鵜之澤さんにカプコンとやるならバンナムとは出来ないタイトルを作ろうと思う、と言ったらようやくやるのか、応援するから頑張れと言って貰えた
●そこから正式にスタートしたと
松:ところがそこから紆余曲折がw竹内さんと小林Pに仕事をしようと話しに行ったら、二人とも仕事が一杯なので担当出来ませんとか言い出す
土:ひどい会社だw
松:この1年はなんで熱心だったんだ、と思いつつ次の打ち合わせの時にいたのが土屋さんだった
土:当時はバンナムの機動戦士ガンダムVSシリーズなどを担当していたので、CC2さんと仕事をする事は無いだろう、と思っていた。竹内から土屋は漫画やアニメを燃料に動いているから松山さんとは気が合うと思うと説得されてw
●プロジェクトが発足した後はどんな事を話し合ったか
松:竹内さんからはとにかくCC2さんの好きにやってくれ、と最初に言われた。私も、カプコンさんとバンナムとのような特別な関係になる為に、パンツを脱いで、裸で殴りアッーうような関係を早く築こうという話をした、そうして魂のこもったタイトルを作ろうと
●お互い言いたい事が言える関係を築く所から始めたのか
松:そして企画書を作ってディレクターの下田とカプコンさんに持って行き、コンセプトは評価されてゴーサインは出たのだがそこから早々にカプコンさんと企画を巡ってお互い裸で殴り合う事になったw
下:カプコンさんと言えばアクションなので、当初はシステムを突き詰めたアクションで勝負という思いがあった。よくできたアクションに対するコンプレックスのような物があって、一段階突き抜けたかった
松:カプコンさんとやるからにはちゃんとしたアクションを作らないと、というプレッシャーを感じていた。で、システムはこうなると話をするとカプコンの皆さんの顔が曇りだし、その時に土屋さんに面白いだけのアクションならカプコンには売るほどあると言われた
土:この2社が組むのにシステムが少し新しくて普通に良くできたゲームを作っても仕方がない。本当にこの方向性でやりたいのか、とは正直に言った。苦手意識を持っている細やかなシステムに突破口を狙うのではなく、得意な所で世界一を狙えばいいと、松山さんたちの得意な所に力添えをするのがカプコンの役目だと思っていた
松:大会議室に下田組のスタッフ全員を集めて話し合い、それを境に歯車がきっちりかみ合った
下:その後2週間ぐらいで映像形式の企画書が出来上がった、共通認識を持てた
土:その間の意思疎通のスピード感は以上だったw漫画やアニメという日本語以外の共通言語があったので、あの漫画のあのシーンみたいな熱さですね?という感じでシンプルに意思疎通が出来るようになった
●作品は今の所イメージボードが一枚公開されているだけだが
松:あまり話せる事はありませんwジャンルはアクションで、得意とする映像演出を駆使したゲームになる事は間違いないが。土屋さんと話したのは、企画を通す時にゲームなのか、と言われても構わないという事。それくらい常識では図れないタイトルを作るつもりでやっていくべきだと思っている
下:企画書からはゲームという単語は一切消したw何が面白いかという事に関しては従来と違う価値観で構築しようかと思っている
土:こういうゲームなら面白そう、みたいな既視感がある物を作っても意味がない。よく分からないけど面白そう、というキーワードが企画の向かう方向
●発売時期はいつぐらいになるか
松:まだまだこれから、始まったばかりなので先が長い
土:2,3年後のカプコンの可能性を感じられる物を、と言う事で今回発表した。凄く自信を持って開発しているので、少しでも早く見て貰いたかった
●ハードは絵を見るとハイエンド向けかと思うが
土:その辺はご覧になった通りwマーケット的には日米欧のワールドワイドで訴求出来る物をと考えている
松:一つ強調しておきたいのは、カプコンとのコラボを発表したからと言ってバンナムと切れる事は絶対にあり得ないと言う事。バンナムとはこれまで以上に太いパイプで展開していくのでご心配なく
●最後に意気込みを
下:予想を裏切り期待に応えるタイトルを作るのが目標。意表を突きつつ面白い、心に刺さるタイトルに仕上がると思っている
松:カプコンさんと組んだからには他と同じようなゲームを作る気は無い。もうちょっと時間はかかるがとんでもない化学反応が起きたゲームになっているのでお楽しみに
土:今はユーザーの皆さんに楽しんで貰いたいとの思いを高めている所で、今までに無いゲームを作っているという自信があるので今後にご期待下さい


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